あざ
当院で使用しているルビーレーザーは、赤あざ以外のほとんどのあざに対して保険適応ができます。
これまであざの治療を経済的な負担で諦めていた方は、あらたまばし皮フ科ビューティークリニックにご相談ください。
以下では、ルビーレーザーの特徴や保険適応となるあざの種類について解説します。
ルビーレーザーとは
ルビーレーザーは、694nmの波長を持つレーザー光を利用して、皮膚内の色素を効果的に破壊する治療法です。
特に青色や茶色の色素に反応しやすいため、青・黒・茶色のアザやシミに効果的です。
血管や他の皮膚への熱ダメージが少なく、治療できます。
保険適応の範囲
ルビーレーザーは、あざ治療のなかでも保険適応の対象となるあざが多い特徴があります。
そのため、これまで経済的負担で治療を受けられなかった人には、最適な選択肢です。
ただし、保険適応となる限度が定められていますので、その範囲内での治療になります。
ルビーレーザーで保険適応される主なあざの種類
ルビーレーザーで保険適応される主なあざの種類は、下記の4つです。
- 太田母斑
- 異所性蒙古斑
- 扁平母斑
- 外傷性色素沈着
しかし、あざの種類をご自身で見極めるのは難しいかと思います。
以下でそれぞれのあざの特徴について解説しますので、参考にしてください。
それでも判断ができない場合は、一度当院までご相談ください。
太田母斑(おおたぼはん)
太田母斑は、顔面や目の周囲に青黒い色素沈着が現れるあざで、「青あざ」と呼ばれます。
出生時または思春期に発症し、メラニン色素が真皮層に沈着しているため、自然治癒は期待できません。
ですから、そのままにせず、早い段階での対応をおすすめします。
ルビーレーザーは、この青色の色素に反応し、少ない回数で効果を発揮します。
異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)
異所性蒙古斑は、通常の蒙古斑が腰以外の場所に現れる状態で、こちらも「青あざ」と呼ばれます。
通常の蒙古斑は、腰に見られますが、異所性蒙古斑は顔や四肢にできます。
小児期に発症することが多く、成長とともに消える場合もあります。
しかし、残存する場合にはルビーレーザーでの治療が効果的です。
扁平母斑(へんぺいぼはん)
扁平母斑は、肌に現れる均一な茶色のあざで、一般的に生まれつき発生します。
ただし、思春期になって発生する場合もあります。
形や大きさに個人差があり、成長とともに色が濃くなることがあります。
メラニン色素が皮膚の浅い部分に集中しているため、ルビーレーザーが有効ですが、必ず消えるものではありません。
広範囲にわたる扁平母斑の場合でも、治療を繰り返すことで目立たなくできます。
外傷性色素沈着
外傷性色素沈着症は、外傷や炎症後に残る色素沈着です。
たとえば、外傷がきっかけで開いた傷口から異物が侵入し、それが取り除かれなかったときに異物によって色素沈着を起こしてしまいます。
このあざもルビーレーザーで治療が可能で、皮膚に残ったメラニン色素を除去します。
ルビーレーザー治療のメリット
ルビーレーザー治療は、安全で効果的な治療です。
周囲の正常な皮膚組織や血管へのダメージを極力抑えながら、効果的な治療ができます。
あざの状態によっても異なりますが、1回の治療でも効果を感じられる場合があります。
また、施術時間が5分~30分程度で完了するため、お仕事やご家庭で忙しい場合でも施術可能です。
通常は複数回の治療が必要になるため、事前のカウンセリングで適切な治療計画を立てましょう。
ルビーレーザー治療の注意点
ルビーレーザー治療で理解していただきたい注意点について解説します。
まず、治療後のダウンタイムは約1~2週間程度必要です。
この期間中、治療部位は軽度のやけど状態となり、かさぶたが形成されます。
かさぶたが自然に剥がれ落ちるまでは、医師から処方された軟膏を塗布し、保護テープで覆ってください。
ご自身でかさぶたを剥がしてしまうと色素沈着が残りやすくなります。
また、レーザー照射後は炎症反応で、一時的に治療部位が茶色く変色することがありますが、数カ月で消えていきますので安心してください。
ただし治療後は定期的な経過観察が重要になりますので、医師の指示に従って必ず再診を受けましょう。
あざでお悩みでしたら一度ご相談ください
あざでお悩みの方は、ぜひ一度あらたまばし皮フ科ビューティークリニックまでご相談ください。
ルビーレーザーであればほとんどのあざに保険適応で対応できます。
ただし、実際の状態を見てみないと、ルビーレーザーで対応できるかどうかはわかりません。
また、個々の状態によって施術回数なども異なります。
お悩みの場合はまずは一度クリニックを受診してください。
お肌の状態を判断したうえで適した治療を提案いたします。